2023.08.12~2023.08.14 訪問
こんにちは。watatokaです。
今年のお盆休みは「岩手県」へ行ってきました。私は初の東北訪問です。岩手県は美味しいものがたくさんあり、見どころも満載で、行きたいところすべてはとても回り切れないので、今回は「食べたいもの」を中心に観光することにしました。その為、温泉には行かずにホテルのご飯もなしの旅行です。
そんな岩手2泊3日旅行の記録です。
目次(クリックで飛びます)
岩手県とは
岩手県はとても広く日本第2位の広さを誇り、八幡平や猊鼻渓、厳美渓、浄土ヶ浜など多彩な景勝地が点在し、雄大な自然を感じることが出来ます。また、鎌倉時代に藤原氏の政権により繫栄した岩手には世界遺産に登録されている平泉をはじめ多くの史跡が残っており、歴史を感じられるスポットも多くあります。ほかにも、宮沢賢治や石川啄木といった著名な文化人の出身地でもあり、湯処としても有名な岩手は、つなぎ温泉や鶯宿温泉、多くの文豪に愛されたことで知られる花巻温泉などがあります。
豊かな自然に恵まれた岩手には、魅力的なグルメも盛りだくさんです。わんこそば・盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺は「盛岡三大麺」として全国的にも幅広く知られています。
また、三陸沖は世界三大漁場の一つに数えられており、新鮮な魚介類を使ったグルメも楽しめます。その他、酪農も盛んでいわて短角和牛や前沢牛などのブランド牛を味わうことが出来ます。
盛岡観光
10時半ごろ「盛岡駅」に到着しました。
駅にある「もりおか」の文字は石川啄木の自筆を集めて繋ぎ合わせているそうです。
新幹線を降りたら、まずはこの日最大の目的である「わんこそば」のお店を目指しました。
そば処東屋 駅前店
10時40分ごろ「東屋 駅前店」に到着しました。
お盆休み中ということで予約不可だったので整理券を受け取ります。
お盆休み中は通常より早い10時半開店、整理券は10時ごろから受付開始だったのですがこの時点で整理券番号が64番でした。さすが「盛岡三大麺」のわんこそばです。
整理券を発券するとQRコードのある紙が印刷され、読み込むと現在あと何組待ちかが表示されます。番号が近づくと電話をくれるシステムだったので、呼び出しの組数が近づくまで盛岡観光に出かけることが出来ました。
そば処東屋本店
せっかくなので盛岡観光を兼ねて盛岡駅からバスで「東屋本店」にも行きました。
整理券のQRコードからキャンセルもできたので「あわよくば本店で食べたい。」という下心もあったのですが、11時10分ごろに到着すると昼の部は受付を終了していました。10時45分ごろには受付終了したそうです。次は夜の部の受付が16時半ごろからあると説明してくれました。東屋駅前店はこの日は11時半ごろには昼の部の受付を終了していたみたいです。
福田パン 中ノ橋店
盛岡市民のソウルフード「福田パンのコッペパン」を買いに来ました。盛岡ではスーパーやコンビニにも売っており、盛岡市民は「ダパン」と呼んで昔から愛されているお店のようです。
本当は朝ごはん用に、次の日の朝買いに来たかったのですが、全店でお盆休みに入るためわんこそばを待つ時間を利用して買いに来ました。東屋本店近くにある「福田パン中ノ橋店」は5~6組ほど並んでいました。11時半ごろに買ったときには揚げ物系など売り切れているものが多数ありました。こちらの店舗は18時までの営業ですが15時ごろに売り切れることもあるそうです。
コッペパンに好きな具材を組み合わせてサンドできるのは店舗ならではで、種類も多くとても悩んでしまいます。
甘いパンは翌日まで日持ちがしたので朝ごはん用と、わんこそばを食べられるのが遅くなりそうだったので間食用に調理パンを買いました。
間食用は「たまごとごぼうサラダ」をはさみました。想像していたよりもずっしりと大きく、朝ごはん用には2個買ったのですが量が多くて1個しか食べれませんでした。買うときはサイズに注意です。(残したパンはおやつに食べました。)
また、間食用に買ってすぐに食べたコッペパンはもっちりしていてとても美味しかったのですが、やはり次の日は少し水分が抜けて買ってすぐ食べたほうが美味しかったなーとなりました。(もちろん次の日も美味しいです。)
「福田パン中ノ橋店」はバスセンター施設内にあり、飲食スペースが設置されているので館内で買ったものはその場で食べることも可能でした。
岩手銀行赤レンガ館
福田パンを買ったあと、駅近くにとってあるホテルまで観光しながら歩くことにしました。
「岩手銀行赤レンガ館」は明治44年に東京駅の設計者 辰野金吾らによって設計された岩手銀行旧本店本館です。2012年に営業を終了して、3年半の保存修理工事の後、歴史的建造物として公開されているそうです。
無料エリアを見学したのですが、モダンな建物でこんな素敵なところで実際に働いていたなんて羨ましいです。現在は演奏会や作品展なども行われているようで、このような空間で行われる演奏会はとても素敵だなーと思いました。
館内はエアコンがないのかついていなかったので、今年の夏はとくになのかもしれませんが、暑くてハンディー扇風機が手放せませんでした。
東屋本店から盛岡駅までの間には他に「もりおか啄木・賢治青春館」や「盛岡城跡公園」などいろいろと観光するところはあったのですが暑くて観光はあきらめてホテルに向かいました。
啄木新婚の家
ホテルで涼んでいたのですが、まだまだわんこそばの順番にならなさそうなので再び観光に出かけました。
明治38年に、石川啄木と妻の節子が結婚当初に3週間ほど過ごした家だそうです。ほぼ当時のままの姿で残されており、啄木の随筆「我が四畳半」に描かれている生活ぶりがうかがえるそうです。(残念ながら読んだことがないのでわからなかったのですが…)ゆかりの品の展示などもありました。
クーラーはついていなかったのですが、昔ながらのつくりで風が良く通ったので涼しく感じました。入館無料です。
福田パン本店
啄木新婚の家の近くにあったので本店を見に行ってきました。
やはりたくさんの人が並んでおり、13時半ごろは駐車場もいっぱいで道路に駐車場待ちの車の列が出来ていました。
わんこそば
14時40分ごろやっと順番がやってきました。待ちに待った「わんこそば」です。
わんこそばは、給仕の「ハイ、じゃんじゃん!」などのかけ声とともに、「わんこ」と呼ばれる木製の椀(わん)に投げ入れられる少量のそばをリズミカルに食べる郷土料理です。盛岡や花巻などでは大人数のもてなしにそばを椀に盛って出す風習があり、27代藩主の南部利直(としなお)が江戸へ向かう際に寄った花巻のそばをお代わりした説などがルーツとされています。
まずはエプロンが用意されているので着用します。
セットの薬味や蕎麦の味変用に鶏そぼろやなめこ入り大根おろし、お漬物など様々なものが運ばれてきます。
全て揃うといよいよわんこそばが始まります。
上の写真のように一口づつ入れてくれます。(椀によってによって若干量に差がありました)味のついたお蕎麦で汁も少し入っているので、椀に勢いよくお蕎麦を入れてくれる時に汁が少し飛びます。用意してくれているエプロンを着用するのですが、エプロンのない袖などにも飛び跳ねるので濃い色の服など汁が少しついても気にならない服を着ていくことをお勧めします。(白はやめた方がいいです。)
味は普通かなーと思いました。けどわんこそば体験をする価値はありました!
そして目標の100杯食べました!
東屋は100杯食べると写真の「オリジナル証明手形」をくれるのですがGETです。
途中で飽きてくるので薬味などを入れてしまったのですが、薬味は入れずに味に飽きたらお刺身やお漬物を食べて、極力薬味類は入れない方が量は食べれそうだなと思いました。また、蕎麦と一緒に注がれる汁を捨てる桶も用意してくれているので、極力飲まずに捨てる方が量は食べれます。
ちなみにわんこそばは(お店により多少異なりますが、今回食べた東屋さんによると)
・1人前:15杯
・女性平均:45杯
・男性平均:60杯
だそうです。さすがに食べすぎて15時半過ぎに食べ終わったのですが、22時を過ぎてもお腹いっぱいでした。
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