こんにちは。watatokaです。
今回は7月27日に栃木県那須烏山市で開催された、ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財に登録されている「山あげ祭」を見に行ってきたときのブログです。
目次
烏山駅
9時ごろ、「烏山駅」に到着しました。
さすがユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財に登録されている「山あげ祭」です。
朝から多くの人が訪れており、駅では駅員さんが増員されていました。
ただ、JR烏山線を使うにあたり一つ注意点。
※ワンマン電車になるため、ICカードでの支払いができず切符を買う必要がありました。
駅からまっすぐ山あげ行事の会場に向かいます。
町全体がお祭り一色になっています。
山あげ祭は、6つの町が順番に当番になるそうです。
今年は「仲町」が当番でした。
町のいたるところでは当番でない町の屋台が出ており、太鼓や笛のお囃子が鳴り響いていたりと賑やかです。
上演会場
9時20分ごろ、10時からの開演場所に到着しました。
すでにたくさんの人が集まってきています。
会場のすぐ近くで有料席(¥1,000)の販売を行っていたので購入しました。
有料席は開演1時間前からの販売で私たちは50番あたりでした。
「烏山の山あげ行事」は日本一の移動式野外歌舞伎舞踊で、道路上に朝から夜にかけて上演場所を変えながら舞台を組み上げます。
開演時間まで舞台が組み上がるところを眺めていたのですが、道路のど真ん中に、人力ですごく立派な舞台がどんどん出来上がっていくのは圧巻です。
舞台の正面に有料席が設置され、周りを囲むように立ち見の方が所狭しと立っていました。
私たちは50番ぐらいの席で真ん中あたりです。
上演時間は45分ほどだったので、暑い中立ち続けるのは辛く、有料席を買って正解でした。
移動式の野外歌舞伎舞踊が気になって見に来たのですが、想像以上に立派な舞台と歌舞伎でとても見ごたえがあり見に来てよかった!本当に良かったです。
ただ暑い!有料席には大きい扇風機を数台設置してくれているのですが、道路のど真ん中なので影がないため帽子必須です。
暑さ対策(島崎酒造)
暑さ対策として休憩所やクーリングシェルターが設置されてました。
島崎酒造では日本酒の仕込み水を飲めるようにしてくれていて、頂いたのですが冷たくてとっても美味しかった。
島崎酒造
MONTECORVO(モンテコルヴォ)
暑くて涼みたかったのもあり、お昼ご飯を食べにMONTECORVO(モンテコルヴォ)に行きました。
石窯で焼いたピザはもちもちでとっても美味しかったです。
MONTECORVO(モンテコルヴォ)
山あげの様子
午前中の公演はしっかりと正面から見たので、次の公演では山あげの様子を見学しました。
一番大きい山は10mにもなり、これを1日に何回も移動しながら3日間上げるのは中々重労働な祭りです。
電線ギリギリ…というか当たるぐらい道いっぱいに山が上がります。
舞台も全部公演ごとに「組み上げて」「片付けて」「移動して」を繰り返してます。
道路に設置するので横幅は広くはないのですが、その分奥行きがあり立体感を感じられ、とても立派な舞台です。
屋台の裏や舞台の横では三味線や唄、太鼓などを演目に合わせて演奏してました。
裏方を見学して、公演が始まってから舞台を見ようとしたのですが、無料の立ち見では遠くなりすぎてよく見えませんでした。
なので、お祭りといえばの出店を見に行きました。
いい匂いがしていて興味は沸くのですが、なんせ暑すぎる!
暑さに参ってしまったのでクーリングシェルターで涼んだりブラブラしていると、次の会場への移動が始まっていました。
舞台の移動も見ごたえがあります。
公演の内容は、白で囲んだところが演目になり、当番町によって得意とする演目があるので毎年すべての芸題をするわけではないそうです。
ネットで調べてはいたのですが、演目についてはよくわかっておらず、朝の涼しいときにまず見て、日中は暑さが耐えられそうなら見て、夜のライトアップは見たい!
と思っていたら、日中の演目がすべて同じで、夜まで時間を潰そうにも駅近くのカフェなどはお祭りの為に休業やランチタイムが終わると閉まるところばかりでした。
少し歩くと(たぶん15分~20分)Cocosはあったのですが暑すぎて歩く元気も無く…
このままでは熱中症になりそうだったので、仕方なく夜の公演は諦めて、今回は昼過ぎには帰ることにしました。
けど、暑くても野外歌舞伎は一見の価値あり!だったので、来年はちゃんと演目も確認して、夕方の公演と夜の公演を見れるように行きたいなと思います。